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2011.06.03[その他のレポート]

「第11回全国自動車教習所指導員 安全運転競技大会」参戦記

2011年6月2日、3日の二日間、鈴鹿サーキット交通教育センターにて
開催された『第11回全国自動車教習所指導員 安全運転競技大会』に参加してきました。

『第11回全国自動車教習所指導員 安全運転競技大会』入賞者

今年で11回目となるこの競技会は、指導員のさらなる運転技術や指導力のレベルアップを目的に全国より普通二輪部門60名、
大型二輪部門27名、四輪部門47名、計134名の指導員が参加し、実施されました。

今年10回目の参加となるドリームモータースクールからは、二輪部門に2名、四輪部門に2名計4名が参加し、堂々結果を残しました。

熱い応援、ありがとうございました!


  • 普通二輪部門

    ドリームモータースクール昭和 小林 健二 指導員

    • パイロンスラローム 第1位優勝(2年連続)
    • コーススラローム  第1位優勝
  • 四輪部門

    ドリームモータースクール昭和 宮澤 輝憲 指導員

    • 縦列駐車・車庫入れ    第2位入賞
  • 大型二輪部門

    ドリームモータースクール須坂 木内 俊児 指導員

    • 一本橋 1,000点(満点)決勝進出
    • パイロンスラローム   第5位
    • コーススラローム    第4位
  • 四輪部門

    ドリームモータースクール須坂 倉島 景子 指導員(初出場)

    • 縦列駐車・車庫入れ   第5位
    • 女性出場者トップ!初出場大健闘!

ドリームモータースクール監督

  • 監 督

    ドリームモータースクール須坂 中澤 利行 指導員

    先ず初めに、このたびの震災におきまして、亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると共に、被災された皆様方に心よりお見舞いを申し上げます。
    そして一日も早い復興をお祈り申し上げます。

    今回「第11回 全国自動車教習所指導員安全運転競技大会」に競技選手の監督(引率者)として参加する機会を与えていただいた事に感謝いたします、誠に有難う御座いました。
    又大会直前まで練習に協力していただいた皆様、業務をバックアップして下さった皆様、皆様方の支えにより無事競技に参加出来た事を御礼申し上げます。
    11回目の今年、教習所指導員の安全運転指導力の向上と教習所間の交流を目的に70を超える教習所から134人の選手が参加し、初日の悪天候にもかかわらず熱い戦いがくりひろげられました。

    # 4木内選手 グリッドに並び、スタートするだけで他の選手がざわめく存在感と上位入賞者達も認めるその実力!
    #10宮澤選手 前夜の体調不良をはねのけ見事復活表彰台!「焼きしし唐」が効きました。
    #11倉島選手 初出場・初日・第一種目、まさかの1番スタート!でも良くやった!
    #12小林選手 一本橋以外の種目でリザルトに1000点2つ並べたのはあなただけです!

    雨降る会場に「夢人」の旗、応援に駆けつけた皆さんからの声に勇気を頂きました。
    皆様、本当にありがとうございました。
    最後に運営スタッフ様の立ち振る舞いには毎回勉強させられます。
    今回はドシャ降りの雨という悪天候にも関わらず、スキを見せない姿勢と動き。
    お客様の前における「プロの手本」と大会運営の情熱を学びました、それを持ち帰り今後も常に意識し業務に役立てたいと思います。
    11回大会は終了しましたが12回大会に向け皆さんスタートしましょう。

二輪部門出場選手

  • 大型二輪部門

    ドリームモータースクール須坂 木内 俊児 指導員
    • 一本橋 1,000点(満点)決勝進出
    • パイロンスラローム   第5位
    • コーススラローム    第4位

    「感謝の気持ち」
    受け取り方は様々ですが、私にとってこの大会は四種目ともに究極の安全運転が求められる舞台。言い換えれば意図的に用意された危険の中で安全運転ができた指導員は誰かがここで決まるわけです。自分を試す絶好のチャンス。しかし指導員として言い訳できない格付がここで決まる。だから何としても負ける訳にはいかない。
    そんな気負いがプレッシャーになり、練習は楽しいけど大会は出来ることなら避けたい。こんな気持ちが大会の前日あたりにはいつもありました。
    しかし、今回はこのプレッシャーはあまり感じませんでした。何故なら大会の目的、趣旨である指導員間の交流、指導員資質向上の動機づけの意味がようやくですが少しづつ消化できてきたからかもしれません。肩の力を抜いてふと周りを見ると、こんなにも私のためになってくれた力があるのだと改めてきづかされました。その力が緊張感を超える勇気になったと思います。
    私の真剣勝負に真剣勝負で応えて頂いた審判員の方々。主催者の方々。応援に来てくれた仲間たち。試練の場に送り出して頂いた専務、上司。戦略的にブレーキを使う事を教えてくれた師匠。練習に付き合ってくれた後輩。かなり熱い心を持っているライバルたち。中沢監督。練習車と競技車のCB750たち。主催者の粋な計らいで二輪車の運転姿勢に関する教材を頂いた事。そして気づきの宝庫であるこの大会。感謝の気持ちでいっぱいです。

    競技を通じて感謝の心を育む。操作スキルの向上ばかりに目を向けていた参加当初にくらべると、今回その心のあり方の力をはっきり感じる事ができました。心のゆたかさをバイクに乗ることで学ぶ事ができる。そのことに確信が持てたことが、私にとっては大きな収穫でした。今後この収穫したことを教習につなげていきたいと思います。

  • 普通二輪部門

    ドリームモータースクール昭和 小林 健二 指導員
    • パイロンスラローム   第1位優勝(2年連続)
    • コーススラローム    第1位優勝

    今年の競技会は初日から雨でいろいろな面で荒れた大会でした。
    私にとってこの大会が3回ルールにより最後の大会で、目標はやはり総合優勝でした。
    大会は悪天候のなか一種目めの急制動から始まり、序盤からミスが出てしまい結果として総合優勝はもとより、一本橋も決勝に進めず思った結果は残せませんでした。
    全体の結果はご紹介のとおりですが、応援してくださった皆様のおかげによりパイロンスラロームとコーススラロームは1位を取ることが出来ました。
    この大会出場により多くの事を得ることが出来ました。技術そのものはもとより、メンタル的なものとか基本の大切さとか人の温か味といったいろいろな事を感じることが出来ました。これからは後身の育成に協力できたらと思います。
    最後にこのような機会を与えてくださった会社といろいろお世話になった皆様に心からお礼申しあげます。  ありがとうございました。

四輪部門出場選手

  • 四輪部門

    ドリームモータースクール昭和 宮澤 輝憲 指導員
    • 縦列駐車・車庫入れ   第2位入賞

    最初の鈴鹿競技会は第4回大会の2輪部門での出場でした。まだ20代だった私は、その全てがあまりに未熟で、「怪我しない内に帰れ」と言われているようでした。
    通算5回目の出場となる今回は4輪部門からのエントリーでした。ただ私は今回最初に決定的なミスをしました。それは、「出場させてもらっている」というごく当たり前の事が分かっていなかったのです。職場のある人に、「トロフィーをもらうのが大事じゃない。仲間で協力し合うことが大事なんだ。自分のことだけじゃなく次の人に受け継いでいく事をしなさい」と諭され、やっとこ気が付いたのです。
    それから私は、ある人にお願いをし練習を見て頂くことにしました。私一人でやっていた時には思い付かなかった方法や方向性を示してくれました。もちろんその方だけでなく、忙しいのに見に来てくれたりタイムを取ってくれたりする方もいました。毎回の差し入れも非常に有難く、その日全部は頂かずに残しておいて鈴鹿にも持っていきました。
    初出場から7年目にして、私個人としてではなく本当の意味でドリームモータースクール昭和の4輪代表選手という意識で臨めた競技会であったと思います。応援を下さった皆様に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

  • 四輪部門

    ドリームモータースクール須坂 倉島 景子 指導員(初出場)
    • 縦列駐車・車庫入れ   第5位
    • 女性出場者トップ!初出場大健闘!

    まず初めに、今回競技会に初参加をさせて頂きましてありがとうございました。
    代表に選ばれた時、正直自分の運転技量に自信もなく一緒に出場する先輩方に迷惑をかけ足手まといになるのではないかと考え出場しようか本気で悩みました。
    しかし、「こんなチャンスは二度とない!!」と思い、挑戦してみることにしました。
    大会の前日ゼッケンを貰った時はドキドキ半分ワクワク半分でしたが、大会当日はドキドキしかなくて緊張がMAXでした。そんな中、まさかの初種目で1番スタート…
    競技の流れや雰囲気を感じることなくスタートしました。正直、気付いたらゴールしていました。ミスが目立ちました。あんなに沢山練習したのに本番の舞台は1分足らずで幕を閉じてしまう。その1分に実力が出せればベストだが緊張という大きな壁を乗り越えられなかった。本当に悔しい。沢山泣いたけどやっぱり悔しい。でも、宮沢先生と練習していく中で、始めは全然出来なかったのに段々と出来るようになり、ミスが減りタイムが早くなっていったことは自分にとって自信となり、大切な私の財産にもなりました。また、大会出場も貴重な体験となり本当に良かったです。今回の経験を生かし、今後の教習に役立てていきたいと思います。

    最後に…悪天候の中、応援にかけつけて下さった皆さん、そして大会までの期間、私を支え、また応援して下さったすべての方に感謝しています。
    ありがとうございました。


「第11回全国自動車教習所指導員 安全運転競技大会」の模様
「第11回全国自動車教習所指導員 安全運転競技大会」の模様

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